アジアでは、AI分野でのブレイクスルーのためにIPUシステムを選択するイノベーターが増えるなか、Graphcoreはシンガポールに新たな地域拠点を開設し、東南アジアへ進出しています。
Graphcoreシンガポールは、シンガポール以外にも台湾、香港、ベトナム、マレーシア、タイ、インドネシアを含むASEAN(東南アジア諸国連合)の急成長経済圏全体で、弊社の現地チームとお客様をサポートします。
Graphcoreの国際的な成長における今回の重要な節目には、より広いアジア太平洋地域のお客様がAIコンピュートにIPU技術を採用する勢いが表れています。
Graphcoreのシステムはすでに、韓国のテクノロジー関連大手企業のNHNや韓国最大の通信事業者であるKorea Telecomなどの有名企業で採用されていますが、その理由は、今日のAIワークロードで優れたパフォーマンスを発揮することに加えて、今後新たに出現するアプリケーションにも対応する新しいAI技術を切り開く能力があるからです。
成功のためのパートナーシップ
東南アジアへと活動範囲を広げているGraphcoreは、既存のグローバルパートナーに加えて、シンガポールに本社を置くNetWebおよびCxrus、そしてベトナムに本社を置くINT2を新たなエリートパートナーとして迎えることで、専門的サポートをさらに拡大しています。
GraphcoreはNetWeb、Cxrus、INT2と協力し、クラウドやオンプレミスのデプロイで東南アジアの多くのイノベーターにIPUを提供することで、金融や医療、科学研究、工業、自動車などの分野で機械知能を使った次世代のアプローチを追求することを目指しています。
シンガポールは新たなシリコンバレー?
シンガポールは、ASEANで事業展開する国際企業の重要なハブとして認識されているだけでなく、最先端技術の消費国としても急速に成長しています。
世界で最もイノベーションが進む国の8位にランクされているシンガポールの活気に満ちたエコシステムは、スタートアップや企業、アーリーアダプターで構成される巨大なコミュニティの存在から、しばしばシリコンバレーに例えられます。シンガポール政府は研究開発に膨大な投資を行っており、2025年までに最大1億5000万ドルがAIに投資される見通しです。
イノベーターを支援し、機械知能における次のブレイクスルーにつなげることを目指すGraphcoreにとって、テクノロジーには経済成長を促進し、社会を豊かにする可能性があるという認識に立てば、シンガポールを拠点に選ぶのも当然と言えます。
英国のアジア太平洋地域担当貿易官のナタリー·ブラック(Natalie Black)氏は、Graphcoreのシンガポールへの進出を歓迎し、「我々はGraphcoreのシンガポール進出を祝福します。Graphcoreは、英国のエキサイティングで革新的な技術部門と、AIやディープテックに関する英国の世界一の専門技能を示す素晴らしい例です。Graphcoreは、英国·ブリストルで長年培ってきたハードウェアエンジニアリングの伝統を受け継ぎ、英国とシンガポールのデジタル貿易の深い関係を証明しているのです」と述べています。
研究者とのコラボレーション
Graphcoreはシンガポールの拠点を中心に、現地の有力なAI研究機関や大学と連携することも予定しています。これは、AIのイノベーションを加速させるというGraphcoreの使命にとって、また別の重要な要素です。
共同研究に関心のあるシンガポールの研究機関や大学であれば、Graphcoreのアカデミックプログラムにお申し込みいただくことで、クラウド上のIPUハードウェアを無償でテスト·利用いただけます。
才能が集まる場所
Graphcoreは、IPUを活用したAIアプリケーションを成功に導くために、シンガポールでお客様をサポートする現地スタッフを広く募集しています。
シンガポールで成長しようとしている弊社チームへの参加にご興味をお持ちの方は、現在募集中の職種やGraphcoreでの仕事について、こちらで詳細をご覧ください。
当社の新しいパートナーについて
NetWebは20年以上にわたり、イノベーションの最前線に立ってきました。全く新しいハイパフォーマンスコンピューティングソリューションの導入で高い評価を得てきたNetwebは現在、AIコンピューティングのリーダーとしての地位を確立しています。
シンガポールに本社を置くCxrusは、エンタープライズグレードのビジネスソリューションとシステム統合サービスを顧客に提供し、技術のパワーでアイデアを現実に変えることを可能にしています。
Graphcoreの新たな再販業者であるINT2は、企業のデータサイエンスやAIソリューションの導入を支援しており、ベトナムでIPUシステムの導入を推進するとともに、AIの研究、開発、応用において世界トップ50カ国に入るという国家目標を支援していきます。
Graphcoreのグローバルパートナーネットワークについては、こちらをご覧ください。